指揮者
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校ピアノ科1年生在学中の16歳の時に、世界的指揮者であった小澤征爾氏のオーディションに選抜され、同氏の下で指揮を始める。小澤征爾音楽塾やサイトウ・キネン・フェスティバル松本(現セイジ・オザワ松本 フェスティバル)にて、「青少年のためのオペラ」やオーケストラコンサートなどを指揮し研鑽を積む。
高校卒業と同時に、ヨーロッパに渡り、グラーツ国立音楽大学・大学院オーケストラ指揮科、合唱指揮科、コレペティツィオン科の各修士課程を修了し、最優秀評価としてWürdigungspreisを受賞。ベルリン芸術大学大学院オーケストラ指揮科研究課程 (Advanced Professional Training for Conductors)修了。
これまでにロームミュージックファンデーション奨学生、本庄国際奨学財団奨学生、文化庁新人芸術家海外研修員(3年)として学ぶ。第25回五島記念文化賞オペラ新人賞受賞。
近年では、神奈川県民ホール開館50周年記念オペラシリーズVol.1、ロバート・ウィルソン/フィリップ・グラスのオペラ『浜辺のアインシュタイン』(演出:平原慎太郎)、新国立劇場オペラ研修所『Scenes Recital 2023』(演出:デイヴィッド・エドワーズ)他を指揮。
オペラ公演の指揮を通し、2023年に第31回三菱UFJ信託音楽賞、第35回ミュージック・ペンクラブ音楽賞(現代音楽部門)を受賞。
2026年8月には第46回草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティバルにてブラームス「ドイツ・レクイエム」他を指揮し演奏予定。
ガルガンチュア音楽祭2026では、OEK&ガルガンチュア音楽祭特別合唱団ともにモーツァルト「レクイエム」(バイヤー版)を演奏。
2023年、第38回国民文化祭『いしかわ百万石文化祭』にて「合唱の祭典」を指揮。 OEK&いしかわ百万石文化祭2023特別合唱団とともに、ヴィヴァルディ《グローリア》、木下牧子《光はここに》を演奏。
これまでにベルリン・ドイツ響、ポーランド国立放送響、マクデブルク歌劇場管、都響、京響、群響、OEK、山響、新国立劇場合唱団他を指揮。
作曲家
弦楽四重奏曲『Momentan(時間)』がハイドン没後200年記念作曲コンクールの受賞作品となり、オーストリア・アイゼンシュタットのエステルハーズィー城において初演。
幼少の頃より作曲に興味を持ち、作曲家であり音楽教育者の田中友子氏に師事し作曲を始める。その後10歳より野田暉行氏に作曲を師事。
高校は東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校ピアノ科に進んだが、作曲は高校卒業まで野田暉行氏に師事した。高校卒業と同時に欧州留学。ウィーン国立音楽大学の指揮科とピアノ科に入学。作曲をアクセル・ザイデルマン氏に師事。
近年、京都市交響楽団『みんなのコンサート2022 モーツァルトと遊ぼう <さあ、クラシックファンをはじめよう>』に指揮者として出演の際、モーツァルトのピアノ曲『きらきら星変奏曲』を自らオーケストラ版にアレンジし指揮。2026年3月には、関西フィルにて演奏。
2023年、バリトン歌手の宮本益光氏が主宰するモーツァルト・シンガーズ・ジャパン (MSJ)の録音プロジェクトにて、モーツァルトの未完のオペラ『カイロの鵞鳥』『騙された花婿』の補完・ピアノリダクションを担当。同演目はMSJにより2025年2月に王子ホールにて上演。
東京混声合唱団より新作委嘱を受け、『EMOTIONS -KI・DO・AI・RAKU- 喜怒哀楽 ~ for a cappella chorus ~』を2025年1月に同合唱団第266回定期演奏会にて自身の指揮により初演。
コーラスマスター(合唱指揮)
グラーツ国立音楽大学大学院修士課程合唱指揮科在学中、Tokyo Cantat 第4回若い指揮者のための合唱指揮コンクール優勝、同時にノルウェー大使館賞、ルネサンス賞、合唱団賞を受賞。
2016年、ウィーン楽友協会からの推薦を受け、ウィーン楽友協会合唱団来日公演を「すみだ平和祈念コンサート」(於:すみだトリフォニーホール大ホール)にて指揮し凱旋。モーツァルト「レクイエム」やブルックナーのモテットなどを演奏。
>> コンサート詳細
2019年4月から2025年3月まで東京混声合唱団常任指揮者を務め、定期演奏会、特別演奏会、文化庁公演、学校公演に至るまで数多く指揮し、メシアン、フィリップ・グラス、ガーデンシュテッター、フィンジ、ヒルボルイ、シェーンベルク、武満徹、三善晃、林光、一柳慧、池辺晋一郎、三ッ石潤司、望月京他の各氏の近現代作品に積極的に取り組む。
また、リッカルド・ムーティ、シャルル・デュトワ、トレヴァー・ピノック、ジョナサン・ノット、 ヤクブ・フルシャ、クリスティアン・アルミンク、エリアス・グランディ他の各氏の指揮するコンサートやオペラ公演のコーラスマスターを務める。
これまでに全日本合唱コンクール全国大会・同支部大会・同都及び県大会やヴォーカルアンサンブルコンテスト、NHK全国学校音楽コンクールの審査員、全国各地の合唱講習会講師なども務めている。
教育活動など
現在、国立音楽大学講師として、2018年4月から国立音楽大学声楽専修の合唱(1&2年生)と指揮法の授業を担当。現在に至るまで、同大学主催の声楽専修合唱演奏会、現代音楽の演奏会シリーズ「聴き伝わるもの 聴き伝えるもの」、作曲専修の学生による作曲作品展を指揮。
桐朋学園大学大学院招聘講師、二期会オペラ研修所講師としても活動。
ピアノ
主に伴奏者・コレペティトゥアとして活動。
ウィーン国立音楽大学ピアノ科を経て、英国王立音楽院大学院修士課程ピアノ科修了。
これまでに、日本を代表するプリマドンナ、佐藤しのぶ氏のリサイタル及びコンサートツアーにおいて伴奏者を務めたのをはじめ、吉江忠男、ディミトリー・コルチャックの各氏、サントリーホール・サマーフェスティバルにて、イェルク・ヴィトマン&キャロリン・ヴィトマンの各氏との共演や、東京混声合唱団他と共演。
グラーツ国立歌劇場合唱団にてコレペティトゥアを務めるとともに、グラーツ国立音楽演劇大学にてティーチング・アシスタントとしてコレペティトゥアを務めた。